おいち不思議がたり 火花散る あさのあつこ [読んだ本]
深川の菖蒲長屋に住む医者・松庵の娘
おいちは、この世に思いを残して死んだ
人の姿を見たり話したりすることが出来る
不思議な能力があった。
松庵のもとに吾妻屋の夫婦が訪ねてきた。
母を助けて欲しいと。
“何か"を感じた松庵とおいちは、翌日吾妻
屋に診察に向かった。
松庵が診察する間、夫婦の母・おきくに醜く
歪んだ鬼女の顔が重なったのをおいちは見
た。鬼女の顔は、おきくの顔だった。
しばらく吾妻屋に通うことになったおいちだっ
たが、ある日の帰りに、陣痛が始まってうずく
まっている女を見つけ、菖蒲長屋に連れ帰る。
女は子を産んだ後、すぐに姿を消し、殺され
てしまった。
女はどんな事情を抱えていたのか?
下手人を捜していた凄腕の岡っ引き・仙五郎
親分は、この事件に危険な匂いを感じ取る。
すごく面白かった~。(*´ω`*)
2018-10-08 17:39
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