心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言 神永学

～まだ後藤が刑事だった頃の話～

自分がバイトするペンションで、心霊

現象が出ると相談に来た八雲の元同級生

奈津実。

不吉な予言も告げられたらしく、調査に

乗り出す八雲と晴香。

マンションに到着するとそこに予言者

本人も現れる。

台風によって道路が遮断され、閉鎖空間

になってしまったペンション。

そこで予言通り犠牲者が次々と出てしまう。

まあ面白かった。(*´ω`*)

高家表裏譚 跡継 上田秀人

第四代・徳川家綱の時代

幕府の儀式や礼法、朝廷への使者等の

職務を持つ高家。

その高家である名門　吉良家の跡継ぎ

と認められた吉良三郎義央。

後の“吉良上野介義央”。

今回は、高家の仕事の一つである“大名、

旗本の官位官職の斡旋”で、前田家と

毛利家が願い出ていた。

しかし毛利長門守の日頃の態度に問題が

あり却下された。

それに対し、毛利長門守が逆恨みし

執拗に吉良家へ刺客を送り出し始める。

吉良上野介に対して興味深かったし、

面白かった。(*´ω`*)

辻番奮闘記(三) 鎖国 上田秀人

第三代将軍家光の時代

肥前平戸藩松浦家の江戸詰で辻番頭だった

斎弦ノ丞は、前作で配下の命より藩を重視

したため配下の藩士達から反発を受け役目

を引いた。

国元に帰された弦ノ丞だが、国家老の熊沢

から長崎警護を命じられることになる。

まぁまぁ面白かった。(*´ω`*)

もののけ 宮部みゆき他

時代小説短編集。

急死した父親の“口入屋”を継いだ息子が

5年経った頃、父親の長年の碁敵だった

松兵衛を見舞ったときに聞かされた、歳

をとらない者達の存在。

(蜆塚 　宮部みゆき)

半年前に亡くなった夫が白猫になって妻

の元に戻ってきた話。

（風来屋の猫　　小松エメル）

他4話。

風来屋の猫は、読んだ後泣けた。。(T_T)

すごく面白かった。(*´ω`*)

クスノキの番人 東野圭吾

住居侵入で捕まり刑務所行きを覚悟した

直井玲人は見知らぬ親族に条件付きで救

われた。

その条件は、“クスノキの番人”をするこ

と。

主に、夜中に訪れる祈念者への対応。

詳しいことは知らされず、手順だけを教

えられる玲人。

一体“クスノキの番人”とは？

面白かった。(*´ω`*)