いちねんかん 畠中恵 [読んだ本]
長崎屋の若旦那・一太郎は、病弱だけど
優しくて知恵が働くうえに、祖母が大妖
とあって、妖達にいつも守られ楽しく暮
らしている。
今回は、長崎屋の主夫婦が1年間の旅に出た。
父から店を託された若旦那は、大張りきり。
しかし盗人に狙われたり、疫病神や疫鬼が
きたりで、次々騒ぎが起こる。
若旦那は無事に長崎屋を守ることが出来る
のか?
今回も面白かった。(*´ω`*)
百万石の留守居役(十五)布石 上田秀人 [読んだ本]
五代将軍綱吉の時代。
将軍綱吉との謁見後も江戸に留まる百万石
加賀藩の筆頭宿老・本多政長。
藩主の詫び状を取り返すために、加賀に越
前松平家の次席国家老・結城外記が、江戸
では本多政長のもとに、越前松平家の江戸
家老・松平左馬が訪ねてくる。
詫び状を巡り、本多政長に越前松平家の重鎮
達だけでなく本多の娘婿でもある瀬能数馬ま
でもが翻弄される。
今回も面白かった~。(*´ω`*)
日雇い浪人生活録(九) 金の色彩 上田秀人 [読んだ本]
九代将軍家重の時代。
亡き吉宗の遺言により、財政改革を
命じられた田沼意次に力を貸すことに
なった両替屋・分銅屋仁左衛門。
そして分銅屋の用心棒・諫山左馬介。
今回は、左馬介のことを売った御用聞き
・五輪の与吉を分銅屋が追い込む。
前回、会津藩留守居役の高橋外記は、
旧藩士の息子である左馬介を介して
分銅屋から金を引き出そうとしたが
失敗していた。
失敗を重ねる高橋外記は、どうする?
留守居役の失敗で、会津藩はどうする?
今回も面白かった~。(*´ω`*)
きたきた捕物帖 宮部みゆき [読んだ本]
江戸深川で、3歳になる北一は迷子になり
岡っ引きの千吉親分の家で世話になり、そ
のまま居着いてしまった。
千吉親分が亡くなってからも、親分の本業
“文庫屋”で生計を立てていた。
気弱な北一は、親分のおかみさんや周りの
人達の協力を得て事件を解き明かしながら
成長していく。
面白かった~。(*´ω`*)