密使 上田秀人 [読んだ本]
第四代・徳川家綱の時代
幕府の儀式や礼法、朝廷への使者等の
職務を持つ高家。
その高家である名門 吉良家の跡継ぎ
と認められた吉良三郎義央。後の“吉良
上野介義央”。
京では、今上天皇が重篤の危機にあり
後継が生まれたばかりの幼君になるため
幕府が認めるはずも無く、五摂家では
頭を抱えていた。
その為、高家の吉良へ内密の使者を送る
ことに。
前作に引き続き、官位昇格を諦めていな
い毛利長門守。
今回も吉良の周りで動き出す。
でも子供の密偵って・・・可愛かった
あ~面白かった。(*´ω`*)
心霊探偵八雲12 魂の深淵 神永学 [読んだ本]
シリーズ完結編。
最終回だからなのか、なかなかの
厚さ。(笑)
読み応えはあった。(*´ω`*)
前作で晴香を救えなかった八雲は、
七瀬深雪に対して復讐心のあまり
一線を越えようとする。
八雲を救うために七瀬深雪を追う
後藤や、真琴達。
後藤達は、八雲を止めることが出
来るのか?
まあ面白かった。(*´ω`*)
ししりばの家 澤村伊智 [読んだ本]
結婚して夫の転勤に伴い東京へ引っ越し
してきた果歩は、友達も出来ずに東京生
活に馴染めずにいた。
そんな時、幼なじみの平岩敏と再会し
平岩家に招かれた。
平岩家の人々と交流し、心が癒やされる
果歩だった。
しかし綺麗なのに部屋中に散らばる砂が
気になり出す果歩。
面白かった。(*´ω`*)
などらきの首 澤村伊智 [読んだ本]
野崎が学生の頃、初めて怪異にあった話。
友達の祖父母の洞窟の奥に、昔、刎ね落
とされたと言う首が封印されていた。
胴体は首を求めて未だに彷徨っているという。
しかし首は忽然と消えた。
野崎とその友達は、首消失の謎に挑む。
他、比嘉真琴と、ライターの野崎の出会の話
や、真琴の姉・美晴の学生の頃の話に、姉の
琴子と小学生の妹の真琴が、ちょろっと
出てきたり。(笑)
面白かった。(*´ω`*)
ずうのめ人形 澤村伊智 [読んだ本]
前作の“ぼぎわんが、来る”で、田原
秀樹は救えなかったが、その妻と娘
を救った比嘉真琴と、ライターの野崎
と真琴の姉。
今回は、真琴と野崎が登場。
オカルト雑誌で働く藤間は、ライター
の不審死の現場に出くわした。
バイトの岩田君がその現場から、所々
焼けた原稿を無断で持ち帰り読んだこと
から怪異が始まっていく。
面白かった。(*´ω`*)