緋色の稜線 あさのあつこ [読んだ本]
吉行明敬は、ホテルで行きずりの女を
殺して車で逃げる途中、少年と小さな
女の子に出会った。
少年は少女の家まで送り届ける所だと
言う。
成り行きで家まで送ることになった吉行。
でも少年は、どこかで会ったことが
ある気がする。
少女の名は、どこかで聞いた気がする。
異様な感覚に囚われながら、先に進む
吉行。
ちょっと面白かった。(*´ω`*)
商売繁盛 時代小説アンソロジー 宮部みゆき他 [読んだ本]
畠中恵の損料屋を営む“出雲屋"シリ
ーズの「利休鼠」。
宮部みゆきの材木問屋に伝わる掛け
軸の秘密。「坊主の壺」
料理屋の内儀の道楽・芝居見物。
その贔屓の役者を接待する料理屋。
西篠奈加の「千両役者」
他2話。
どれも面白かった。(*´ω`*)
日雇い浪人生活録(十)金の美醜 上田秀人 [読んだ本]
九代将軍家重の時代。
亡き吉宗の遺言により、財政改革を
命じられた田沼意次に力を貸すことに
なった両替屋・分銅屋仁左衛門。
そして分銅屋の用心棒・諫山左馬介。
鐚銭の出所を調べる為、分銅屋の指示で
賭場を訪れた左馬介。
分銅屋には、水戸徳川家と会津藩松平家
からの借財の申し入れがあった。
借財は容易に出来ると思っている水戸徳
川家。
会津藩松平家は、前例にないお手伝い普
請が降りかかる。
口入れ屋と勘定組頭の繋がり。
全てが繋がっていくのか?
面白かった~。(*´ω`*)