あやし 宮部みゆき [読んだ本]
ちょっと怖い短編集。
「居眼り心中」「影牢」「布団部屋」
「梅の雨降る」「安達家の鬼」「女の首」
「時雨鬼」「灰神楽」「蜆塚」の全九編。
邪な心をもって近付くと鬼を見るという
「安達家の鬼」
母親を亡くした太郎は、袋物屋に丁稚奉公
に行った。
こき使われるという話を聞いていたのに
手持ち無沙汰になるほどおかしな待遇を受
けた。
子供ながらにも、これはおかしいと思い始
めた頃、物置の片付けの手伝いをしている
とき、女の首を見てしまう。「女の首」
面白かった。(*´ω`*)
勘定侍 柳生真剣勝負(三)画策 上田秀人 [読んだ本]
第三代将軍・家光の時代
柳生宗矩は、加増され本禄と合わせて
一万石となったため晴れて大名となった。
その上、大名としての体裁を整えるため
に勘定方を任せられる者として、淡海屋
七右衛門の孫である一夜を召し出す。
柳生家の勘定方を任された一夜は、柳生
家の杜撰な帳面を改めながら、勘定方、
出入りの商店等の見直し、手入れを初め
て行く。
面白かった。(*´ω`*)
惣目付臨検仕る 抵抗 上田秀人 [読んだ本]
入院中に読んだもの。^^
水城聡四郎の最後のシリーズ
八代将軍 吉宗の時代。
“道中奉行副役"を解かれ、新たな役と
して“惣目付”を任じられた水城聡四郎。
一体何をすればいいのかわからない聡
四郎に対して、城内では魑魅魍魎が
動き出す。
聡四郎に恨みをもつ藤川義右衛門は
前回の失敗で江戸から逃亡し、新たな
策を練る。
面白かった。(*´ω`*)