辻番奮闘記(六)離任 上田秀人 [読んだ本]
第三代将軍家光の時代
平戸藩士斎弦ノ丞は、江戸の辻番として、
将軍家光への襲撃を阻止するなどの功を挙
げ出世。
だが、同僚の反感を買い国元へ帰された。
長崎でも、島原の乱後に増えた牢人らを取
り締まる辻番となる。
その頃江戸では、家光と老中松平伊豆守が、
目障りな大老の排除を画策し始めていた。
伊豆守は、平戸前藩主が起こした密貿易事
件を利用し、有能な弦ノ丞を使おうと江戸
に呼び寄せようとしていた。
面白かった。(*´ω`*)
隠し子騒動 廣嶋玲子 [読んだ本]
“妖怪の子預かります”からの、新たなシリ
ーズ。“妖怪の子、育てます”シリーズ。
妖怪の子預かり屋の弥助。
養い親の千弥を失い、代わりに授かった赤
ん坊を千吉と名付け、皆に助けられながら
育てている。
今回は、弥助の家主である久蔵のもとに、
おまきという少女が現れ、自分は久蔵の娘
だと言う。
おまきは、本当に久蔵の娘なのか?
面白かった~。(*´ω‘*)
なぞとき 畠中恵 [読んだ本]
長崎屋の若旦那・一太郎は、病弱だけど優
しくて知恵が働くうえに、祖母が大妖とあ
って、妖達にいつも守られ楽しく暮らして
いる。
強いはずの佐助が、小鬼の弱っちい鳴家に
よって怪我をおった。
怪我をした本当の理由を、みんなで調べる
ことに。
調べていくうちに、次々と訳を知りたい別
の話が集まっていく。
長崎屋の妖達は、謎を解けるのか?
今回も面白かった。(*´ω`*)
クスノキの女神 東野圭吾 [読んだ本]
直井玲人は、唯一の身内である伯母の柳澤
千舟の屋敷で暮らしていた。
玲人の仕事は、月郷神社の管理人で、クス
ノキの番人でもあった。
神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女
子高生の佑紀奈には、重大な秘密があった。
認知症カフェでは、記憶障害のある少年・
元哉と出会う。
不思議な力を持つクスノキと、その番人・
玲人の元を訪れる人々が織りなす物語。
すごく面白かったけど、泣いてしまう。
(*´ω`*)
凍空と日だまりと あさのあつこ [読んだ本]
五歳の時に光を失い、人に揉みを施すこと
を生業としている十七歳のお梅が、凝り固
まった身体と心の闇までほぐす。
一年先迄申し込みが埋まっている評判の揉
み師・お梅のところに今すぐ主の腕が動く
よう療治してほしいという武士が現れた。
武士から“張りつめた者"の気配を感じ取った
お梅は、三日後、主のもとへ向かう!
すごく面白かった。(*´ω`*)
ゆめつげ 畠中恵 [読んだ本]
江戸時代がそろそろ終わろうとする頃
の話。
小さな神社で神職を務める父子3人。
兄の弓月は夢に入って過去や未来を見る
“夢告"ができるのだが、本人も認めるあ
まり役に立たないしろものだった。
しかしその能力を見込まれ、大店の息子
を探してほしいと依頼が来る。
面白かった。(*´ω‘*)
惣目付臨検仕る(六)意趣 上田秀人 [読んだ本]
八代将軍吉宗の時代。
新設された「惣目付」に就任した水城聡四郎。
将軍・吉宗に抗う老中や目付達。
名古屋では、聡四郎の剣術の師匠・入江無手
斎が 聡四郎を逆恨みする藤川を誘い出すため
道場破りを始める。
江戸では、目付や元目付が動き出すが・・・。
今回も面白かった。(*´ω`*)
旗本出世双六(一)振り出し 上田秀人 [読んだ本]
第十一代将軍・家斉の時代
書院番の新参がいじめに耐えかね、古参を
斬り殺す事件が起きた。
無役の北条志真佑は、再編された組に抜擢
されることになった。
親子仲が悪い将軍・家斉と家慶の事情も
関わってくる。
まあまあ面白かった。(*´ω‘*)
武商繚乱記(三)流言 上田秀人 [読んだ本]
第五代将軍・綱吉の時代
上方では、大商家の“淀屋”が諸大名に金を
貸し付け隆盛を極めていた。
それを看過できない老中首座・土屋政直に
より大阪東町奉行増し役に任じられた目付
の中山時春が密命を託される。
そして中山の配下となった町方同心・山中
小鹿もそれに従うこととなる。
大阪城下では、淀屋が老中に喧嘩を売った
という噂が流布されが、噂に疑問を持った
中山は、小鹿にその噂の出所を探らせる。
う~ん。ちょっと面白かったような、いま
いちだったような。。。(*´ω`*)
時ひらく 東野圭吾他 [読んだ本]
入学予定の制服の採寸に、母親と三越にや
ってきた少年はこれから起こるかもしれな
い事を予感していた。
"思い出エレベーター"辻村深月
一人の中年の男性の水死体が見つかった。
犯人は捕まったが、謎が深まった。
湯川教授が謎を解いていく。
"重命る"東野圭吾
他4作品
全て三越絡みの作品。
まあ面白かった。(*´ω‘*)