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ねこだまり   宮部みゆき他 [読んだ本]

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猫にまつわる時代小説短編集。



嫁ぎ先の祖母の猫が行方不明になり
その行方を追う新妻・結寿。
(お婆さまの猫・諸田玲子)



鯖猫長屋に住む夫婦が、派手な大喧嘩を

する。
それをなだめようとする長屋の住人達。
喧嘩の理由は・・・。
(包丁騒動・田牧大和)



猫も杓子も~の合作ができるまでの
蕪村と応挙の話。
(踊る猫・折口真喜子)



猫と話が出来る鰹節問屋の娘・おひなが
猫たちと一緒に殺人事件の真実に迫る。
(おとき殺し・森川楓子)



繭玉問屋の神棚に飾られている木彫りの

人形“猫神さま”が無くなった。

親が盗みを働いていたと言う理由で疑わ

れた奉公人の少女・おのぶ。
その無実を晴らすため、武家の次男坊と

孤児達が猫神さまを捜そうとする。
(猫神さま・西條奈加)



火消しに憧れるが、いざ火事の現場に
行くと臆病心により動けなくなる文次。
結局、一膳飯屋のひさご屋で働くこと

になった文次だが夜な夜なうなされる。
そんな文次にひさご屋の主人が、だる

まのような猫の絵がある猫頭巾を見せ

て、それにまつわる話を聞かせる。
(だるま猫・宮部みゆき)



どれも面白かったけど、特に“おとき殺

し”と“猫神さま”が面白かったかな。

[かわいい](*´ω`*)[かわいい]



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