お鳥見女房 来春まで 諸田玲子 [読んだ本]
江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島
家は、代々御鳥見役を務めている。
将軍の鷹狩りの下準備をする御鳥見役には、
幕府の密偵という裏の役割があった。
珠代の夫・伴之助も密偵で危険な目に遭い
ながらも、無事に戻り隠居を考えていた。
次女の君江の出産と、長男・久太郎の嫁の
恵以の懐妊と良い知らせが続いていた。
そんな中、珠代の幼馴染で恵以の守役だっ
た松井次左衛門が、知らせもなくいきなり
山形から訪ねてきた。一体何が?
今回も面白かった。(*´ω‘*)
いつまで 畠中恵 [読んだ本]
長崎屋の若旦那・一太郎は、病弱だけど
優しくて知恵が働くうえに、祖母が大妖
とあって、妖達にいつも守られ楽しく暮
らしている。
今回の話は、西からきた妖が原因で、若
旦那は5年後の江戸に飛ばされてしまう。
5年後の長崎屋は、若旦那が行方不明に
なったため傾き始めていた。
若旦那は、元の世界に戻れるのか?
結果はハッピーエンドで終わるはずだか
ら戻れるはずと思いながらも、心配で一
気に読んでしまった。(苦笑)
今回も面白かった。(*´ω`*)
勘定侍 柳生真剣勝負(七) 旅路 上田秀人 [読んだ本]
第三代将軍家光の時代
将軍家剣術指南役といった役目柄もあり、
剣で鳴らす柳生家は算盤に弱い。その為
柳生宗矩は、商人である淡海屋七右衛門の
娘との間にいる隠し子・一哉を召し出した。
一刻も早く大阪に戻り淡海屋を継ぎたい
一夜は、策を練る。
堀田加賀守との密約を取り付け、柳生の郷
へ十兵衛と共に向かう一夜。
道中、他藩の嫌がらせにあったり、夜盗や
伊賀忍に襲われたりする。
一方大阪から江戸に向かった信濃屋の長女
・永和と伊賀忍の佐夜は駿河屋総衛門のも
とへ。
今回も面白かった。(*´ω`*)
妖たちの気ままな日常 廣嶋玲子 [読んだ本]
“妖怪の子預かります”からの、新たなシリ
ーズ。
“妖怪の子、育てます”シリーズ。
妖怪の子預かり屋の弥助。
養い親の千弥を失い、代わりに授かった赤
ん坊を千吉と名付け、皆に助けられながら
育てている。
弥助が留守の時に、石地蔵そっくりの妖怪・
石蔵が子供3兄弟を預けにきた。
この3兄弟は、仲が悪く喧嘩ばかり。“仲の
悪い三兄弟"他
面白かった。(*´ω`*)