女だてら 諸田玲子 [読んだ本]
筑前秋月藩の漢詩人・原古処の娘みちは、
秋月黒田家の後継者争いの件で、病床の兄
より密命を帯びて若い侍に姿を変え江戸へ
と向かう。
実在の人物を描いたもので興味深く読み終
えた。
すごく面白かった。(*´ω‘*)
梅もどき 諸田玲子 [読んだ本]
豊臣秀吉の従弟である青木勘七の愛娘
・お梅。
関ヶ原の戦いで敗北した父を案じつつ、
お梅は逃亡生活を余儀なくされていた。
そんなある日、父親が寄進していた寺
で、自分が徳川家の血縁でもあると知
る。
寺の上人の口利きで、茶屋家に身を寄
せていたお梅は、家康の寵臣である本
多正純に会い、忘れられずにいた。
まあまあ面白かった。(*´ω‘*)
お鳥見女房 別れの季節 諸田玲子 [読んだ本]
江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島
家は、代々御鳥見役を務めている。
御鳥見役を務めていた珠代の夫・伴之助も
長男に家督を譲り、長男含め四人の子も皆
巣立ち、五人の孫にも恵まれ穏やかに過ご
していた。
浦賀に黒船が来航したり、かつて居候して
いた源太夫は大地震に見舞われた郷里・小
田原の生家が気がかりで帰参を考え始める。
今回も面白かった。(*´ω‘*)
青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 宮部みゆき [読んだ本]
聞き捨てする一風変わった百物語をしてい
ることで知られている袋物屋の三島屋。
聞き手だった従姉妹のおちかが嫁に行くこ
とになり、三島屋の次男・富次郎が聞き手
を引き継いでいた。
そしておちかが出産を控える中で障りがあ
ってはならないと、しばらく百物語を
お休みすることにした。
そしておちかのお産が近づいてくると、富
次郎は“変わり百物語"の聞き手をまた始め
たいと少しばかり思っていた。
そんな時、おちかが聞き手をしていたとき
に語り手をした“行然坊"が富次郎を訪ねて
きた。
すごく面白かった。(*´ω`*)