魂手形 三島屋変調百物語七之続 宮部みゆき [読んだ本]
江戸の袋物屋・三島屋の次男・富次郎が
1人で聞き捨てする一風変わった百物語。
“火焰太鼓”
最初の語り手は30手前位、長身で筋骨
たくましくなかなかの男前の勤番武士
だった。
男は、国元にある不思議な火消しの太鼓
の話を語り始めた。
“一途の念”
屋台で団子を売っている娘が、死んだ母親
の話を語り始める。
“魂手形”
鯔背な老人が若い頃、木賃宿に幽霊を泊めた
不思議な話を語り始めた。
どれもすごく面白かった。(*´ω`*)