百万石の留守居役(十七)要訣 上田秀人 [読んだ本]
最終回
五代将軍綱吉の時代。
加賀藩の筆頭宿老・本多政長をしつこく
陥れようとする大久保加賀守。
紀州藩の家臣から一度離縁された数馬の
妻・琴だが、紀州藩の留守居役より数馬
へ離縁するように迫られる。
断ると、紀州藩主・徳川光貞が動き出す。
すごく面白かった。(*´ω`*)
火車の残花 浮雲心霊奇譚 神永学 [読んだ本]
時代は、江戸末期。
霊が見えると言う赤眼の男・浮雲が
心霊現象を解決する話。
蘆屋道雪との宿縁に決着をつけるために
京へ向かう浮雲と土方歳三。
その道中で、奇妙な噂を耳にする。
罪人の亡骸を奪い去る妖怪・火車が、
多摩川で次々と人を殺しているという。
殺された者は水死体にもかかわらず、
なぜか黒焦げになっていたと言う。
浮雲達は、事件を調べ始める。
面白かった。(*´ω`*)
禁裏付雅帳(十二)継争 上田秀人 [読んだ本]
最終回
十一代将軍家斉の時代。
東城鷹矢は、松平定信の密命を受け
禁裏付として京に赴任していたが、
朝幕の主導権争いに巻き込まれ
命を何度も狙われることになった。
そんな中、松平定信に見切りを付けた
鷹矢に加増がされる。
松平定信の罠と知りながら、江戸へ向
かう鷹矢達。
う~ん、面白かった。(*´ω`*)
日雇い浪人生活録(十一)金の徒労 上田秀人 [読んだ本]
九代将軍家重の時代。
亡き吉宗の遺言により、財政改革を
命じられた田沼意次に力を貸すことに
なった両替屋・分銅屋仁左衛門。
そして分銅屋の用心棒・諫山左馬介。
借財の申し入れを断られた水戸徳川家
と会津藩松平家。
今回もしつこく分銅屋の財を狙う両家。
会津藩松平家の前例にないお手伝い普請
の件で老中達が田沼意次を陥れようと画
策する。
今回も面白かった~。(*´ω`*)