この世の春(上)(下) 宮部みゆき [読んだ本]
第六代将軍 家宣の時代。
北見家の六代藩主重興が、“主君押込”に
あい、隠居させられることになった。
藩主の別邸・五香苑の座敷牢に幽閉され
る重興。
重興は幼少の頃から記憶が途切れたり
不可解な言動をすることがあった。
重興は悪霊に取り憑かれているのか?
それとも心の病なのか?
作事方の娘・各務多紀は、“御霊繰(みた
まくり)"によって事件に巻き込まれていく。
そして重興を想う人々によって謎が解明
されていく。
またまた物語に引き込まれてしまった。
すごく面白かった。(*´ω`*)
三島屋変調百物語 あやかし草紙 伍之続 宮部みゆき [読んだ本]
三島屋シリーズ
亡者を呼び起こすと言う“もんも声”を
持った女性が、一度もしゃべったことの
ないお姫様付きの女中になった話。
写本の報酬が破格の百両という怪しい
仕事を請け負った浪人の話。
この話がきっかけで、おちかの縁が結
ばれることになる話。
他にもいくつかの話。
短編集だげど、なかなかのページ数。(笑)
すごく面白くて、すっかり引き込まれて
しまった。(*´ω`*)
ガールズ・ストーリー おいち不思議がたり あさの あつこ [読んだ本]
貧乏長屋に住む医者・松庵の娘
おいちは、この世に思いを残して
死んだ人の姿を見たり話したりす
ることが出来る不思議な能力が
あった。
そんなおいちに、おうた伯母さんが
縁談話を持ってきた。
相手は、生薬屋の若旦那。
ある日若旦那が訪ねてきて、子供の
頃に、松庵先生に助けられたと話し
出した。
だけどおいちには、若旦那が背負っ
ている顔を歪めた女の姿が気になっ
ていた。
面白かった。(*´ω`*)
おいちの父・松庵の過去も気になる所
だが、おいちの出生の秘密もありそう
で今後が気になるところ。
マスカレード・ナイト 東野圭吾 [読んだ本]
殺人事件の犯人が、一流ホテル コルテシア
東京に現れるとの密告があった。
このホテルは、以前 事件解決の為に協力し
てもらっていたホテルだった。
今回もまたホテル側に協力してもらい捜査員
達がホテルのスタッフとして潜入し、捜査す
ることになった。
面白かった。(*´ω`*)
犯人を予測しながら読み進めていったけど、
やっぱり予測不可能だった。
安定の面白さだわ。