変な家 雨穴 [読んだ本]
都内の中古一軒家。
静かな住宅街に建つ二階建てで、中
古だけど築年数も浅い。開放的で明
るい内装。
駅からも近く、近隣に自然が多い。
ただ間取り図には、謎の空間と奇妙
な点があった。
間取りの謎をたどっていくと、元住
人達の秘密が明らかになっていく。
面白かった。(*´ω`*)
高家表裏譚(五)京乱 上田秀人 [読んだ本]
第四代・徳川家綱の時代
幕府の儀式や礼法、朝廷への使者
等の職務を持つ高家。
その高家である名門 吉良家の跡
継ぎと認められた吉良三郎義央。
後の“吉良上野介義央”。
三郎の父・吉良義冬は、江戸城内
で目付の立花主膳正に三郎の所在
を追求された。
その頃、三郎は京で近衛基煕と共
に後水尾上皇の命に従い、後西天
皇に謁見していた。
京で弾正尹に襲われた三郎と近衛
基煕は、事件を報告したが事態の
収拾を命じられる。
今回も面白かった。(*´ω`*)
辻番奮闘記(四) 渦中 上田秀人 [読んだ本]
第三代将軍家光の時代
肥前平戸藩松浦家の江戸詰で辻番頭
だった斎弦ノ丞は、藩を救ったが同
僚に妬まれ、国元に帰され長崎辻番
頭となった。
長崎では、先代松浦藩主が関わった
密貿易事件に関して秘事を探ること
になる弦ノ丞。
松平伊豆守と土井大炊頭、長崎の商
人達の戦いに巻き込まれていく。
面白かった。(*´ω`*)