ぼんぼん彩句 宮部みゆき [読んだ本]
作者がカラオケ仲間を誘って俳句を作り
その俳句をタイトルにして短編小説を書
いてできたものがこの本らしい。
12話あるのだけど、どれもすごく面白か
った。(*´ω`*)
武商繚乱記(二)悪貨 上田秀人 [読んだ本]
第五代将軍・綱吉の時代
上方では、大商家の“淀屋”が諸大名に金
を貸し付け隆盛を極めていた。
それを看過できない老中首座・土屋政直
により大阪東町奉行に任じられた目付の
中山時春が密命を託される。
そして中山の配下となった町方同心・山
中小鹿もそれに従うこととなる。
淀屋の"特別な仕事"をして二倍の賃金を
得たと言う人足に出くわし、淀屋を探る
小鹿。
それには慶長小判が関わっているのか?
面白かった。(*´ω`*)
忍びの副業(上・下) 畠中恵 [読んだ本]
第十代将軍・家治の時代。
甲賀忍びの末裔である滝川弥九郎は
江戸城の警護をするために番所に日
がな一日座っているだけの勤めをこ
なす日々。
忍びの技はひっそりと伝えられてい
るが、それを使って何かをなす機会
もない。
おまけに上がらない禄を傘張りの内
職などで補わなければならぬ始末…。
そんな時に、家治の世継ぎ・家基と
出会い、甲賀忍の未来にチャンスが
訪れる。
まあまあ面白かった。(*´ω`*)
魔女と過ごした七日間 東野圭吾 [読んだ本]
羽原円華のシリーズ?
“魔力の胎動"と“ラプラスの魔女"の"あの"
羽原円華が登場。
指名手配犯捜しのスペシャリストだった
元刑事が殺された。
息子の陸真は、父親の所持品を調べるうち
に気になる書類を目にする。
書類に書かれた人物を探し出すと、不思議
な女性・円華と出会い
父親殺しの犯人を一緒に探し始めることに。
面白かった。
前作をまた読みたくなった。(*´ω`*)
お鳥見女房 諸田玲子 [読んだ本]
江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島
家は、代々御鳥見役を務めている。
将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、
幕府の密偵という裏の役割があった。
矢島家の娘・珠世は、婿養子の夫と四人の
子を持ち家を切り盛りしていた。
ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて
来る。
さまざまな難題を持ち前の明るさと機転で
解決していく珠世。
面白かった。(*´ω`*)
嫁ぐ日 諸田玲子 [読んだ本]
八丁堀同心の妻木道三郎への初恋を胸の奥
にしまい、御先手組の小山田家へ嫁いだ結
寿。夫の万之助との間に娘の香苗が誕生。
ところが予期せぬ出来事が婚家を襲い、元
火盗改方与力の祖父と麻布狸穴町で暮らす
ことになった結寿。
“狸穴あいあい坂"のシリーズみたいで
これは最終話らしい。
面白かった。(*´ω‘*)
でも前作を読んでからの方が、もっと面白
かったと思う。
しくじった。(苦笑)
土蛍 猿若町捕物帳 近藤史恵 [読んだ本]
人気歌舞伎役者・巴之丞のいる中村座で、
役者が首を吊って死んだ。
知らせを受けてかけつけた南町同心・玉島
千蔭は、骸があった場所でその死に不審を
抱く。「土蛍」
他、短編三編を収録。
面白かった。(*´ω‘*)
闇医者おゑん秘録帖 残陽の廓 あさのあつこ [読んだ本]
ひっそりと子を堕ろしに来る女達の身と心
を診て施術する闇医者・おゑん。
吉原の遊女が続けざまに亡くなった。
花魁・安芸の診療後、甲三郎と名乗る男に
吉原の惣名主のもとへ連れて行かれるおゑ
ん。
遊女たちの命を奪う病の正体とは?
面白かった~。(*´ω`*)
辻番奮闘記(五)絡糸 上田秀人 [読んだ本]
第三代将軍家光の時代
肥前平戸藩士で長崎警固の辻番頭・斎弦ノ丞。
ある日、長崎代官から、先代松浦藩主が関わ
った密貿易の書付の存在を知らされる。
平戸藩は、島原の乱で鎮圧に来た松平伊豆守
に弱みを握られたばかりだった。
藩の立場をさらに悪くする書付だと考えた斎
は、家老に判断を仰ぐことに。
松平伊豆守と密談した土井大炊頭も動き出す。
面白かった~。(*´ω`*)
寒椿ゆれる 猿若町捕物帳 近藤史恵 [読んだ本]
男前だが堅物の南町同心・玉島千蔭に見合
い話がきた。
変わり者で、当時としては婚期を逃したと
言われても仕方のない年齢の女性だった。
二人で会ってみると意外にも相手から好印
象を持たれ、結婚を前提に二人は付き合っ
ていくことに。
二人は無事に結婚となるのか?
今回も面白かった。(*´ω`*)