武商繚乱記(二)悪貨 上田秀人 [読んだ本]
第五代将軍・綱吉の時代
上方では、大商家の“淀屋”が諸大名に金
を貸し付け隆盛を極めていた。
それを看過できない老中首座・土屋政直
により大阪東町奉行に任じられた目付の
中山時春が密命を託される。
そして中山の配下となった町方同心・山
中小鹿もそれに従うこととなる。
淀屋の"特別な仕事"をして二倍の賃金を
得たと言う人足に出くわし、淀屋を探る
小鹿。
それには慶長小判が関わっているのか?
面白かった。(*´ω`*)
忍びの副業(上・下) 畠中恵 [読んだ本]
第十代将軍・家治の時代。
甲賀忍びの末裔である滝川弥九郎は
江戸城の警護をするために番所に日
がな一日座っているだけの勤めをこ
なす日々。
忍びの技はひっそりと伝えられてい
るが、それを使って何かをなす機会
もない。
おまけに上がらない禄を傘張りの内
職などで補わなければならぬ始末…。
そんな時に、家治の世継ぎ・家基と
出会い、甲賀忍の未来にチャンスが
訪れる。
まあまあ面白かった。(*´ω`*)
魔女と過ごした七日間 東野圭吾 [読んだ本]
羽原円華のシリーズ?
“魔力の胎動"と“ラプラスの魔女"の"あの"
羽原円華が登場。
指名手配犯捜しのスペシャリストだった
元刑事が殺された。
息子の陸真は、父親の所持品を調べるうち
に気になる書類を目にする。
書類に書かれた人物を探し出すと、不思議
な女性・円華と出会い
父親殺しの犯人を一緒に探し始めることに。
面白かった。
前作をまた読みたくなった。(*´ω`*)
お鳥見女房 諸田玲子 [読んだ本]
江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島
家は、代々御鳥見役を務めている。
将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、
幕府の密偵という裏の役割があった。
矢島家の娘・珠世は、婿養子の夫と四人の
子を持ち家を切り盛りしていた。
ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて
来る。
さまざまな難題を持ち前の明るさと機転で
解決していく珠世。
面白かった。(*´ω`*)